ALT(GPT)は目標値に届かず
現在、私が定期通院している栗原クリニック東京・日本橋の、栗原毅先生が、脂肪肝改善のために設定してくれた目標は、ALT(GPT)を20(IU/L)以下にすることです。
基準値の30(IU/L)はクリアできていますが、なかなか目標値の20(IU/L)以下にはできません。
ALT(GPT)と他の血液検査結果の推移
γ-GTP
ALT(GPT)とγ-GTPは非常に相関が高く、ALT(GPT)を基準値以下に保てばγ-GTPも基準値50(U/L)以下にすることができます。
中性脂肪
2017年上半期までは、中性脂肪もALT(GPT)に連動して動いていましたが、2017年下半期を見るとあまり相関がなく、ALT(GPT)は安定しているのに中性脂肪が大きく増減するようになりました。中性脂肪を基準値を基準値150mg/dL以下に保つには、ALT(GPT)だけを管理していては不十分のようです。
HbA1c
HbA1cもALT(GPT)と高い相関を持ちますが、2017年下半期にはALT(GPT)がほとんど上昇していないにも関わらず、HbA1cが上がってしまいました。HbA1cを糖尿病判定の正常値5.6%未満まで下げるには、ALT(GPT)を目標値の20(IU/L)以下に安定して保持しておかないといけないようです。
尿酸値
体重が減るにつれてALT(GPT)と尿酸値も下がってきましたが、その後の変化を見るとALT(GPT)と尿酸値との相関はあまり高くないようです。ALT(GPT)を低く保っていても尿酸値が基準値を超えることがあります。
AST(GOT)
AST(GOT)とALT(GPT)は、かなり高い相関を持っています。よって、AST(GOT)を基準値30(IU/L)以下に保つには、ALT(GPT)をこのまま低く抑えつづければよいようです。
インスリン精密測定
インスリンの精密測定値もALT(GPT)とかなり高い相関関係にあります。ALT(GPT)が僅かに上がると、インスリン精密測定値が基準値2.2-12.4(μU/mL)を超えてしまうので、このままにALT(GPT)を低いレベルで安定させる必要があります。