鼻呼吸テープ(ナイトミン)の効果
最近話題になっているマウステープ、使ったことありますか?
- 鼻呼吸テープ
- 口閉じテープ
- いびき防止テープ
- 口呼吸防止テープ
- おやすみテープ
いろいろな名前がついていますが、どれも同じです。仕組みは単純で、寝ている間に口が開かないよう上唇と下唇をテープで止めるだけ。その使い方や効果などは、みらいクリニック今井一彰院長のサイトに詳しく解説されています。
そこに書かれているマウステープの効果は、
- 風邪を引きにくくなる
- いびきが減る
- 口が渇かなくなる
- 目覚めがスッキリする
- 肌の調子がよくなる。くすみが取れる
- 夜間尿が減る
- 高血圧が改善する
- 寝坊しなくなる
- 喘息発作を起こしにくくなる
より詳しい情報は、今井一彰院長が書かれたこちらの「世界一簡単な驚きの健康法 マウステーピング」という書籍が参考になります。
私が最初に購入したのは、こちらの鼻呼吸テープ。
私が使用初日から実感した効果は、この二つ。
- 夜間尿が減る
- 口が渇かなくなる
歳のせいもあって、私は寝ている間に何回かトイレに起きるのですが、そのたびに口も渇いているので水分を摂っていました。ところが、口にテープを貼っただけなのに、初日から朝まで全く起きることがありませんでした。朝起きても、いつものように口が渇いている感じもなく、寝ている間はおそらくずっと口を閉じて鼻呼吸していたのだと思います。これだけでも、睡眠の質が向上したと言えます。
実際に使ってみたマウステープ
鼻呼吸テープ
私が最初に買った鼻呼吸テープは、このようにギザギザした形をしています。杏林大学医学部付属病院の睡眠医療認定医である中島亨先生が監修しているこの小林製薬のナイトミンは、ちょっと他のマウステープと違ってテープに「アロマラベンダー」の香りがついています。これが結構気に入っていて、ゆったりとリラックスした気持ちで眠りにつくことができます。
粘着力も丁度良く、朝まで剥がれることもありませんが、起きてから?がしても痛みはまったくありません。21枚入りです。
おやすみ安眠テープ
次に購入してみたのが、奥田薬品のおやすみ安眠テープです。真ん中が少しくびれて、鼻の下がY字の形になっていますが、この形に特別効果があるとは感じませんでした。こちらも丁度いい粘着力で、朝まで剥がれることはありませんでした。チャック付きの袋に36枚入っています。
おやすみテープ/マツモトキヨシ
マツモトキヨシのおやすみテープです。製造販売元は東洋化学株式会社。少し角のとれた長方形で、上の二つより幅広です。こちらも粘着力は丁度良く、剥がれることはありませんでしたし、他のマウステープ同様、皮膚がかぶれるようなこともありませんでした。こちらも、チャック付き袋に32枚入っています。持ち運び用ということですが、正直、この袋は要りませんね。
土台となるプラスチックシートが、マウステープの中心で切れています。たぶんマウステープが剥がしやすいようにという配慮だと思うのですが、それほど効果は感じません。
おやすみテープ/ツルハ
こちらはドラッグストアチェーンのツルハで売られている、おやすみテープです。製造販売元は、阿蘇製薬株式会社というところです。他のマウステープよりかなり安く、しかも38枚入りなので1枚当たりのコスパは抜群です。
各マウステープがガーゼ付き絆創膏(バンドエイド)のように個包装されているのが特徴で、粘着面を保護している紙もバンドエイドの形そのものです。他社製品と比べてテープが厚手でごわごわしますが、粘着性には問題はありません。
これはどのテープにも共通していることですが、無精ひげが少しはえているとテープが肌から剥がれてしまい、毛のはえていない唇部分だけにしか接着してくれません。それでも朝までテープは唇からは剥がれることなく口も閉じたままなので、機能面では問題ないと言えます。
ネルネル
製造会社がソルエース、発売元が三晴社のネルネルです。21枚入りで、池松いびき研究所の推奨がついています。
テープの下端が台紙に接着していないため、テープを台紙から剥がし易いです。これまでのマウステープと比べると、幅広で長さもあり薄いため、粘着効果が一番高く感じます。他のテープとの大きさの違いが分かるように、並べて貼ってみました。
左から、「鼻呼吸テープ」、「おやすみ安眠テープ」、「おやすみテープ/マツモトキヨシ」、「おやすみテープ/ツルハ」、「ネルネル」の順番です。右端の「ネルネル」が、幅も長さも一番大きいのがよくわかります。幅が一番狭いのは、左から2番目の「おやすみ安眠テープ」、一番短いのは、左端の「鼻呼吸テープ」です。テープが剥がれやすく粘着力不足を感じる方は、一番大きい「ネルネル」を選んでみてください。