自重トレーニングの参考本
私が自重トレーニングを始めるとき、参考にした本です。
左は、比嘉一雄さんが書いた「自重筋トレ100の基本」という本で、これ以外にも、「筋トレの中上級編」や「体幹トレーニング」などがシリーズ化されています。
たいていの本屋さんには、置いてあるんじゃないですかね?2013年に出版された本ですが、古さは感じません。今でも、十分役に立ちます。
胸や上腕二頭筋など、部位ごとに分けた筋トレの方法が図解されているだけでなく、自重筋トレの基本を、これ一冊で学ぶことができます。筋肉が増えて行くメカニズムから、BCAAやホエイプロテインまで、初心者向けに分かり易く解説されていますから、最初に読む参考本として最適だと思います。
私は、チューブトレーニングに使うモビリティバンド(通称モビバン)を、この本で知り、購入しました。そのモビバンに付属している冊子が、上の写真の右に写っています。腕や肩といった部位ごとに、それぞれ2種類ずつモビバンの使い方が図解されているのですが、使い始めはこれだけでも十分じゃないでしょうか。もちろんモビバンのWebには、100種類以上のエクササイズメニューが動画付きで解説されています。
トレーニングを始めて半年経ちましたが、自重トレーニングで参考にした本はこれだけです。
中高年が自重トレーニングから始めるべき理由
動きを学ぶなら、やっぱり動画です。
自重筋トレを解説した動画も、YouTubeに数えきれないほど公開されていますが、私のオススメは、この鈴木達也さんの動画です。たった10分。見るだけだと簡単そうでしょ?
やってみてください。
死にます・・・
自分の体がいかに思い通り動かなくなっているか、思い知ることでしょう。中高年が、ダンベルやマシンで負荷をかけた筋トレをやる前に、まず自重だけで運動すべき理由は”ここ”にあります.
頭は昔の若い頃の体だと思い込んでいますが、実際の体はすっかり錆びついています。このギャップを埋めずにいきなり負荷をかけた運動をすると、間違いなく怪我をします。子供の運動会で、足がもつれて転倒するお父さん、必ずいますよね?あれです。ああ、なります。
転ぶくらいならいいですが、筋トレの場合は負荷をかけていますから、筋肉や関節を痛めてしまいます。無理して怪我をしてしまったら、筋トレどころではありません。なのでまずは自重筋トレで、自分の頭に今の体を理解させてください。どれほど関節が固くなっていて、どれほど筋肉が弱まっていて、どれほど持久力がなくなっているか。中高年の筋トレには、このプロセスが絶対に必要です。
本格的な自重トレーニングの参考本
ちょっとした軽い運動として腕立て伏せや腹筋をやるだけなら、どの本や動画を参考にしてもそれほど大きな差はありませんが、本格的な筋トレとして自重トレーニングを取り入れるならこの本で決まりです。
この本には続編もあります。
さらに自重トレーニングだけで筋肉を大きくする解説本も発刊されています。
3冊ともポールウェイドという元囚人が、23年間の監獄生活で体系化した自重トレーニングの実践本です。監獄内という特殊な環境もあって、ウェイトやマシンなどの器具を使わない自重トレーニング(キャリステニクス)に徹底的にこだわった本で、それぞれのトレーニングごとに超人的なレベルに到達できるよう細かくステップに分けて丁寧に解説されています。
ストレッチのやり方や怪我への対処法など、ウェイトを使ってトレーニングしている人にとってもかなり役に立つので、是非一読して欲しい本です。
第四弾もありますが、これはパルクールなどのスポーツをやる人向けでカッコ良く痩せるためではありませんので、不要です。