ALT(GPT)は目標値にあと少し

私が定期通院している栗原クリニック東京・日本橋の、栗原毅先生に設定された脂肪肝改善のための目標は、ALT(GPT)を20(IU/L)以下にすることです。

 

2018上期のALTGPT

 

もちろん基準値の30(IU/L)はクリアできているのですが、目標値20(IU/L)以下にはあと少しです。

ALT(GPT)と他の血液検査結果の推移

γ-GTP

2018上期のALTGPTとγ-GTP

 

ALT(GPT)とγ-GTPは相関が非常に高いのが分かります。減量を開始した2017年からALT(GPT)とともに低位安定です。

 

中性脂肪

2018上期のALTGPTと中性脂肪.jpg

 

ALT(GPT)を下げると中性脂肪も下がる傾向にはありますが、あまり相関は高くないようです。特に2017年下半期を見ると、ALT(GPT)は安定してるのに中性脂肪は大きく増減しています。2018年上半期は、ALT(GPT)も中性脂肪も低い値で安定しています。

 

HbA1c

2018上期のALTGPTとHbA1c

 

ALT(GPT)が下がるにつれてHbA1cも下がってきていたのですが、2017年に入ってALT(GPT)はほぼ一定の値を保っているにも関わらず、HbA1cが徐々に上がってきています。栗原先生にはあまり心配いらないと言われていますが、境界型糖尿病と判定される5.6〜6.4%の範囲にありますから注意が必要です。

尿酸値

2018上期のALTGPTと尿酸値

 

ALT(GPT)と尿酸値の2年間の推移をみると、あまり相関は高くありません。ALT(GPT)を低く保っていても、尿酸値は大きく増減を繰り返しているので引き続き注意が必要です。

 

AST(GOT)

2018上期のALTGPTとASTGOT

 

AST(GOT)とALT(GPT)は、かなり高い相関を持っていて、AST(GOT)はALT(GPT)の増減に敏感に反応しています。2018年下半期にALT(GPT)は僅かに下がってきているのですが、AST(GOT)は急減してきています。

 

インスリン精密測定

2018上期のALTGPTとインスリン精密測定

 

インスリンの精密測定値もALT(GPT)と高い相関関係があります。ALT(GPT)を20(IU/L)近くに保つことによって、インスリン精密測定値は基準値2.2-12.4(μU/mL)に収まっています。

Sponsored Link