ダンベル対バーベル

ダンベルトレーニングにも慣れてきたので、そろそろバーベルも使ってみたくなりました。でも、自宅でバーベルって、やっぱり敷居が高いんですよね。

 

まず、かさばる。

 

バーベルそのものもデカいんですが、バーベルを置くラックも要りますし、安全性を考えたらセーフティーバーも必須です。そこにベンチを置くとなると、かなりのスペースが必要になります。

 

 

それに比べて、ダンベルトレーニングはダンベルだけ揃えれば始められます。そのため私はこれまでダンベルしか扱ってこなかったのですが、実はバーベルにはバーベルの良さがあります。

 

  • 適したトレーニングがある。
  • 両手を一度に鍛えられる。
  • 担げる。
  • 重量をいくらでも上げられる。

 

適したトレーニングがある

筋トレの三大種目と言えば、

  • ベンチプレス
  • スクワット
  • デッドリフト

 

もちろん、これらの種目はダンベルでもできますが、やり易さや高重量を扱うことを考えると、やはりバーベルに軍配があがります。

 

これ以外にも、

  • アームカール
  • ベントオーバーローイング
  • ショルダープレス

なども、バーベルに適した種目と言えます。

 

両手を一度に鍛えられる

ダンベルは両手で別々に扱いますので、負荷を集中させ易いという面はありますが、左右の手で差が出てしまうという欠点もあります。やはり利き腕の方が力がありますから、左右でレップ数に違いが出てしまうんですね。

 

その点、バーベルは両手で扱うのでバランスが取れます。

 

さらに、時間短縮になりますね。これは自宅トレーナーにとって嬉しい。単純に、左右順番に鍛えるオルタネイトダンベルカールに比べて、バーベルでのアームカールは半分の時間で済みます。まあ、ダンベルでも両手同時にやれば同じと言えば、同じなんですが。

 

担げる

ダンベルは握ることしかできませんが、バーベルは担ぐことができます。これは高重量を扱うとき、決定的な差になります。

 

例えばスクワット。下半身の大きな筋肉を総動員できますから、かなりの高重量を扱うことができます。しかしダンベルだと、握力が先に付いていけなくなってしまいます。リストストラップなどで補助することは可能ですが、限界があります。その点、バーベルは肩に担ぐことができますから、握力を必要としません。

 

重量をいくらでも上げられる

筋トレを続けていくと、扱える重量がだんだんと上がっていきます。特に、筋トレの三大種目であるベンチプレス、スクワット、デッドリフトは、大胸筋、大腿四頭筋、背筋といった比較的大きな筋肉を使うため、すぐに高重量が必要になってきます。

 

もちろんダンベルでも相当な重量まで対応できますが、100kgを超えるようなレベルになると、やはりバーベルでないと対応できません。私が持っているダンベルでは、プレートを付け替えるタイプは37.5kg、ピンで重量を変えるタイプのブロックダンベルでは41.1kgが最大重量です。一方、パワーラックのIROTEC(アイロテック)マスキュラーセットR140に付属しているバーベルでは、140kgまで上げられますし、プレートを買い足せば更に高重量にすることも可能です。

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