ALT(GPT)が基準値を超えてしまった

肝機能改善のために最も注視している血液検査の数字は、ALT(GPT)です。通院している栗原クリニック東京・日本橋の栗原毅先生から示されたALT(GPT)の目標は、20(IU/L)以下です。

 

2020下期のALT(GPT)

 

しばらく基準値の30(IU/L)以下を継続していたのですが、2020年末に30(IU/L)が出てしまいました。目標値の20(IU/L)まで安定して下げるには、まだ時間がかかりそうです。

ALT(GPT)と他の数値との相関性

γ-GTP

2020下期のALT(GPT)とγ-GTP

 

ALT(GPT)とγ-GTPは非常に相関性が高く、ほぼ同じように上下します。ALT(GPT)が2020年末に基準値以上まで上昇してしまったときも、それに合わせてγ-GTPも値が高くなっています。やはり、γ-GTPを下げるにはALT(GPT)を下げなければいけないようです。

 

中性脂肪

2020下期のALT(GPT)と中性脂肪

 

ALT(GPT)と中性脂肪も相関性が高い関係ですが、ALT(GPT)に比べると中性脂肪の方が上下に大きく動く傾向があります。定期通院している栗原先生からは、中性脂肪が基準値150(mg/dL)をある程度超えてもあまり心配する必要はないと言われていますが、2020年は上期にも下期にも基準値を超えているので注意しなければなりません。

 

HbA1c

2020下期のALT(GPT)とHbA1c

 

HbA1cもALT(GPT)とは良い相関があるように見え、ALT(GPT)の変化にHbA1は大きく反応するようです。

 

尿酸値

2020下期のALT(GPT)と尿酸値

 

ALT(GPT)と尿酸値には、あまり相関が見られません。ALT(GPT)は基準値以内である程度安定してきていますが、尿酸値はたびたび基準値を超えてしまいます。尿酸値を下げるには、肝機能改善とは別の対応が必要なようです。

 

AST(GOT)

2020下期のALT(GPT)とAST(GOT)

 

ALT(GPT)とAST(GOT)は、非常に良い相関性を持っています。そのため、2020年下期にALT(GPT)が上がってしまったので、AST(GOT)の値もまだ基準値内ではありますが同じように上昇してしまいました。

 

インスリン精密測定

2020下期のALT(GPT)とインスリン精密測定

 

インスリン精密測定はときどき値が跳ね上がるものの、ALT(GPT)とは良い相関を示します。2020年下期にALT(GPT)が上がるのに伴い、インスリン精密測定値も上昇に転じているため注意が必要です。

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