ALT(GPT)が下がると、γ-GTP、中性脂肪、HbA1C、尿酸値、AST(GOT)、インスリン精密測定の全てが改善

定期通院している栗原クリニック東京・日本橋の栗原毅先生が設定した私の目標は、ALT(GPT）を20（IU/L)以下にすることでした。食事管理と運動による減量を始めた、2016年7月7日から１年間のALT(GPT）の推移をグラフにしました。

 

 

基準値の30（IU/L)は下回っていますが、栗原先生が設定した目標値20（IU/L)以下にはなかなか落ち着きません。

目標としていたALT(GPT)は確実に下がってきましたが、他の血液検査結果も良くなったかどうか、ALT(GPT)と並べてグラフにしてみました。

 

γ-GTP

 

肝臓を代表する数値のγ-GTPは、基準値の50(U/L)を十分に下回り、ほぼALT(GPT）と連動して下がっています。

 

中性脂肪

 

中性脂肪もALT(GPT)とほぼ連動して下がり、2017年になって基準値の150mg/dLを下回りましたが、2017年5月に若干上がったALT(GPT)に連れて、再び174mg/dLと基準値を超えてしまいました。栗原先生によれば、それほど心配するレベルではないとのことでしたが、注意が必要ですね。

 

これを見ると、中性脂肪を基準値150mg/dL以下にするには、ALT(GPT)が基準値30(IU/L)以下では不十分であることが分かります。やはり、栗原先生が設定された20(IU/L)以下を目指す必要がありそうです。

 

HbA1c

 

HbA1ｃもALT(GPT)と連動して動きます。糖尿病型と診断される基準値6.5％は下回りましたが、正常値の5.6％未満まではなかなか下がりません。もう少し、ALT(GPT)を20(IU/L)以下に安定して下げないと、HbA1cも下がり切らないようです。

 

尿酸値

 

尿酸値もALT(GPT)と連動して、ほぼ基準値7.0(mg/dL)を下回るようになりましたが、2017年4月の測定値のように、ぴょこっと高い値が出ることがあるのでまだ要注意ですね。

 

AST(GOT)

 

飲み過ぎると上昇すると言われているAST(GOT)も、ALT(GPT)を下げると連動して下がっていきます。既に基準値30(IU/L)を下回っていますが、2017年5月に若干ALT(GPT)が上がるのに先んじて、AST(GOT)が上昇傾向にあるため注意しなければいけません。

 

インスリン精密測定

 

インスリンの精密測定値もALT(GPT)と連動して下がります。ALT(GPT)が目標値20(IU/L)に近づくと、インスリン精密測定値も基準値2.2-12.4(μU/mL)に入ってきますが、この値もALT(GPT)の上昇に敏感に連動して上がるようです。2017年5月には、15.2(μU/mL)と若干基準値を超えてしまいました。やはり、ALT(GPT)を安定して20(IU/L)以下にキープする必要があるようです。